シックハウス症候群とは?

  • シックハウス症候群とは、住宅やビル、建物などの内装工事のために使用されている接着剤や塗装の塗料などの残留したものが、室温の上昇と共にガスとなって室内に充満してしまい、それを吸い込んだ室内居住者は、めまいや吐き気、頭痛などさまざまな症状が現れる状態のことです。
    (シックハウス症候群の原因として、揮発性有機ガス{VOC}が主な原因となっています。)
  • 国土交通省が接着剤などに使用されている化学物質を指定しているものもありますが、多くの化学物質が使用されているため、指定されていない化学物質もあります。
  • シックハウス症候群についての詳細は、下記よりPDFファイルをダウンロードしてください。

シックハウス症候群について(PDFファイル)

シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドを徹底除去されたい場合には、ホルムアルデヒド除去コート, モルディフィート S-3Tをおススメいたします。

下記のサイトをご覧ください。

シックハウス症候群対策製品, モルディフィート(国際連合工業開発機関(UNIDO)登録品)

最近のシックハウス症候群の状況

  • 新築の建物やリフォームした建物に使用される建材などは、国のVOC測定基準を下回るように製造されております。そのため、新築直後やリフォーム直後にシックハウス症候群の症状が発生することは大変少なくなっています。
  • しかし、最近のシックハウス症候群の発生は、新築・リフォーム後3~5年程経過した建物で起こっております。理由として、建材に含まれているホルムアルデヒド等の成分は、建材の接着剤などに添加した”ホルムアルデヒド吸着剤”によって吸着させて、内部から放出させないようにしております。
  • しかし、3~5年経過した建材に含まれているホルムアルデヒド吸着剤は、吸収できる量を超えてしまうと全く吸着機能が起こらなくなり、建材からホルムアルデヒドが放出されてしまいます。そのホルムアルデヒドによって、突如シックハウス症候群になってしまう恐れがありますので、前持った対処が必要です。
  • 他の原因として、海外製の家具などから放出されるVOCによるシックハウス症候群があります。タンスなどに使用している建材は、VOC濃度検査を行ってから輸出されるものが多くありますが、椅子や小物など検査対象外のものから放出してしまい、シックハウス症候群になる場合もあります。


M-クリーン施工後、室内のホルムアルデヒドを約2時間程度で、1/5まで削減 

シックハウス症候群の症状

シックハウス症候群の恐れがある場合には、下記のような症状が出る場合がありますので簡易検査などを行うと良いでしょう。

目に刺激があり、チカチカする。
目に刺激があり、チカチカする。

鼻水、涙、咳が出る。

涙が出る。

頭痛、めまい、吐き気がする。

発熱する。

疲れやすく、眠気がある。

皮膚が乾燥する、赤くなる、痒くなる。

呼吸が苦しくなる。

鼻や喉が乾燥したり、刺激や痛みがある。

※これら症状は、あくまで参考です。他の病気の可能性もありますので、症状が気になる方はまずはかかりつけの医療機関に受診することをお勧めします。

症状と原因物質

シックハウス症候群の原因となる代表的な化学物質は、下記表のようなものであり、M-クリーンは、これらの物質を分解して安全な水と二酸化炭素に変化させることが期待出来ます。

化学物質名人体への影響
ホルムアルデヒドせき・胸の痛み・ぜん息・慢性呼吸器系疾患
トルエン中枢神経障害
キシレン中枢神経障害
バラジクロロベンゼン粘膜への強い刺激
スチレン脳、肝機能障害
クロルピリホス中枢神経障害
フタル酸エステル生殖器異常
エチルベンゼン肝臓、腎臓機能障害

VOC発生物質

発生元の物質発生ガス
洗浄剤(クリーナー・ワックスなど)ホルムアルデヒド・トルエン
塗料及び関連製品トルエン、キシレン
タバコの煙ホルムアルデヒド
開放型燃焼機器などホルムアルデヒド
家具・カーテン・マットレス・カーペットホルムアルデヒド
化粧品(シャンプー・香水・ヘアスプレー)ホルムアルデヒド
農薬(殺虫剤・防ダニ剤・防虫剤)キシレン、クロロピリホス、アレスリン、
ベルメトリン、フェニトロチオン、
フェンチオン、マラチオン、ダイヤジノン

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